- ダウンロード商品¥ 1,000
Swift らしいコードの書き方を、公式の API デザインガイドラインに則って紹介します。名前の付け方からメソッドの所属させる場所の選び方、プロトコル拡張での表現方法まで、幅広く紹介しています。 Swift に慣れてきた人が表現力を高めるための次のステップとして、他の言語を使ってきた人が Swift に馴染むための入り口として、きっと最適な1冊です。
あらすじ
Swift 言語公式の "Swift APIデザインガイドライン" に基づいて、Swift らしくコードを書くにはどうしたらいいかを整理した Swift 言語の入門書です。Swift ではどのようなコードの書き方をすると Swift に馴染むコードになるのか、どういった書き方をすると自然なのかを状況ごとに整理して紹介しています。
対象読者
Swift でコードを書くときに「こういうときはどう書いたらいいんだろう」と迷うことがある人や、他の言語を習得していて Swift の雰囲気を知りたい人、普段から Swift に親しんでいる人が再確認のきっかけとして、幅広く活用できる一冊です。
得られる知識
関数名やメソッド名の付け方、イニシャライザーのラベルの付け方、機能をどこに実装すべきか、型キャストの表現の仕方、プロトコルを使った機能の備え方など、状況ごとの Swift コードの書き方を考え方も含めて整理できます。
仕様
電子書籍 A5 / 92 ページ 紙の書籍版もあります。 https://ez-net.booth.pm/items/1049662
目次
1 Swift らしい表現を目指そう 1.1 Swift らしいコードを描きたい 1.2 Swift らしさってなんだろう 1.3 私の思う Swift らしさ 1.4 それでは旅を始めましょう 2 関数名とメソッド名 2.1 名前の基本方針 2.2 主体の説明力が不足するとき 2.3 読みやすくするための指針 2.4 名前のバランスを整える 2.5 POINT 3 イニシャライザー名 3.1 基本的な名前の付け方 3.2 変換イニシャライザーとは 3.3 型キャストとの関係 3.4 全幅変換イニシャライザー 3.5 Narrow 変換イニシャライザー 3.6 名前が用途を明確にする 3.7 POINT 4 機能の所属 4.1 主体に機能を実装する 4.2 プロトコルも主体になれる 4.3 他者が作った主体に機能を添えたいとき 4.4 機能に主体を備える利点 4.5 既に同じ名前の機能があると衝突する 4.6 フリーな関数で実装する場面 4.7 POINT 5 型キャスト 5.1 変換イニシャライザーで表現する 5.2 変換イニシャライザーを備える場所 5.3 逆変換も変換先にイニシャライザーを備える 5.4 Swift らしい型キャストが可能に 5.5 POINT 6 比較可能な型 6.1 Equatable プロトコル 6.2 型に Equatable を適用する 6.3 ジェネリックで世界が広がる 6.4 POINT 7 テキスト表現可能な型 7.1 CustomStringConvertible プロトコル 7.2 型をキャスト表現可能にする 7.3 さまざまなテキスト表現 7.4 文字列表現を期待する場面 7.5 Playground で確認したいだけなら 7.6 どの表現を採用するかは Swift に委ねる 7.7 POINT 8 連続的な値を受け取る 8.1 話を進める上での前提 8.2 Double 型を扱う配列の合計を求める 8.3 浮動小数点数を扱う配列の合計を求める 8.4 浮動小数点数の合計を求める 8.5 数値の合計を求める 8.6 機能の所属を意識して